[20251107]

各務原市よりボンネットフードの塗装剥がれ修理事例（トヨタ・クラウンハイブリッド）

▼　修理前

各務原市のお客様でトヨタ・クラウンハイブリッド（色プレシャスブラックパール）の入庫です。

以前ご利用いただいたユーザー様で今回ボンネットフードの塗装依頼を承りました。

【修理内容】
ボンネットフード・・・・・・・・・・クリア剥がれ修復再塗装

▼　ボンネットフードが塗装劣化によるクリア剥げを起こしていました。
お車を大事に乗られている方によくある事例で、経年によってボンネットフードのクリア層が剥げてくることが良くあります。
初期症状は白い点々のように見えます。
時間が経つにつれだんだん塗装面から浮いてきて、最終的にクリア層が剥げてきます。
クリア剥がれは、熱や紫外線による塗装の経年変化による劣化で、クリア剥げが発生することは避けて通れません。

▼　ボンネットフードは一旦車体から取り外して、補修を行います。
お客様のご希望もあり特殊な剥離剤を用いて塗膜を剥がし、鉄板をむき出し状態にします。
その後、素地から塗装をし直します。

▼塗膜が完全に剥がれた状態でこれから塗装前の下地処理を行って行きます。
フードがアルミ製なのでアルミ専用プライマーを塗布します。
環境配慮型2液特殊アクリル樹脂プライマー【ＮＯＮ　ＣＲＯＭＥ　ＰＲＩＭＥＲ】
優れた付着性・防錆力を持ったプライマーで主剤と硬化剤を２：１の割合で混合して作成

▼　下地処理の為のサフェーサを塗布します。
サフェーサには表面を滑らかにしたり上塗り塗料の吸い込みを防止する効果があります。

▼　足付け・脱脂を行った後に、うわ塗り塗装を行って行きます。

▼　今回の塗装色はプレシャスブラックパール（色番号２１９）になります。
塗装に当たっては当社のベテランの塗装職人により現車の色に合わせた調色を行い、ベースカラーを決定します。
フードの塗装は、最初にベースカラーを塗布していきます。
その場合にはサフェーサが完全に隠蔽されていることを確認しながら丁寧に吹き付けていきます。

◆　次に、トップコートとしてのクリア塗装を行います。クリアのベースと硬化剤を混ぜて塗装します。
クリア塗装をすることで紫外線による色の退化を防いだり耐候性を増すことが出来ます。

▼　ボンネットフードの塗装が完了したら車体に取り付けて、最終仕上げに数種類のパフとコンパウンドを使い分け、ポリッシャーを使用して研き作業を行い完了となります。

▼　クリア剥がれがあった車とは思えないほどボンネットフードも車全体ピカピカに仕上がりました。
気分も新たに楽しいカーライフをお過ごしください。

入庫頂いた感謝の気持ちを込めて、納車前に丁寧に洗車と室内清掃を行い入庫時よりきれいにして納車します。

この度は、ご入庫頂き誠にありがとうございました！（＾人＾）感謝♪

当社は、お客様の立場に立った修理の方法をご提案いたします。
お客様のご要望を遠慮なくお聞かせ下さい。お待ちしています！

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