[20250814]

一宮市よりキズ・ヘコミの鈑金修理事例（トヨタ・シエンタ）

▼　修理前

一宮市よりトヨタ・シエンタの修理のご依頼です。

自費での修理見積でのご来店。右側側面の損害・見積もり作成段階で金額が予想以上でしたので、保険に切り替えての修理依頼となりました。

【修理内容】

フロントバンパー・・・・・・・・・・・・鈑金修理
右フェンダー・・・・・・・・・・・・・・新品交換
右フロントドア・・・・・・・・・・・・・鈑金修理
右リアドア・・・・・・・・・・・・・・・鈑金修理
クオターパネル・・・・・・・・・・・・・鈑金修理
リアバンパー・・・・・・・・・・・・・・鈑金修理

▼　フロントバンパー、フェンダー、フロントドアにかけて擦り傷が付いてしまっている状態です。

▼　フェンダーからフロントドアにかけての傷です。フェンダーの傷が結構酷い状態でしたので、フェンダーについては新品交換となります。

▼　リアドア、クオーターパネル、リアバンパーにかけり傷の状態です。
鈑金修理で丁寧に直していきます。

▼　クオーターパネルの傷とリアバンパーの傷をアップで撮りました。クオーターパネルの凹み傷が目立ちます。

▼　下フロントドアの凹み傷は傷部分をサンディングで削ってそこにスタッド溶接でピンを溶接して専用の治具を取り付けて元の位置に引き出して修正をかけます。

▼　新品のフェンダーを取り付けたところです。

▼　クオーターパネルの凹み傷を直していきますがその前にタイヤを外して作業スペースを確保して作業に取り掛かります。

▼　フロントドアの作業と同じようにスタッド溶接でピンを溶接して専用の治具を取り付けて元の位置に引き出して修正をかけます。

▼　修正箇所にパテを盛り付け形を整えます。

▼　バンパーの傷を直すためそれぞれ取り外して単体で修理を行って行きます。

▼　傷部分を細かいサンドペーパーで削って、パテを盛り付け、研磨を数回繰り返して滑らかに仕上げていきます。

▼　塗装面の足付けと脂分・ワックス分を専用の溶剤で落とす脱脂の作業をします。

▼　下地処理の為のサフェーサを塗布します。
サフェーサの効果は鈑金仕上げに使うパテが塗料を吸い込まない等にしっかりシールし、塗装面を滑らかにします。さらに防水・防錆の効果もあります。

▼　塗装面以外を塗料の飛散による汚れをするために専用のビニールシートなどでマスキングをします。
さらに脂分・ワックス分を専用の溶剤で落とす脱脂の作業と併せて塗料の食いつきを良くするための足付も行います。


▼　塗装専用ブースでの塗装作業になります。
塗装専用ブースは塗装の際にごみや埃の付着を防止できる空間になっています。
今回の塗装色はヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン（色番号4×４）となります。
ベテランの塗装職人により調色が行われ、塗装に際してはサフェーサが隠されていることを確認しながら、一度にべったり塗装せず数回に分けてベースカラーをスプレーガンで塗料を馴染ませていきます。
ベースカラーの次に透明なクリア塗装をします。クリアのベースと硬化剤を混ぜて塗装します。

▼　バンパーは単体で塗装をします。

▼　塗装が乾燥したらマスキングを取払い、数種類のバフとコンパウンドを使い分けポリッシャーをかけてピカピカに磨いて完成となります。

▼　すっかり元の綺麗な状態に仕上げることが出来ました。

洗車と車内清掃を済ませます。納車時より綺麗な状態で引き渡しをします。

この度は、ご入庫頂き誠にありがとうございました！（＾人＾）感謝♪

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